リクルートエージェントを利用した感想と、上手く活用する方法

「リクルートエージェントの人材紹介サービスって良いの?」

「リクルートエージェントを実際使った感想が知りたい」

という方向けに、リクルートエージェントの人材紹介サービスについてご紹介していきます。

私は3回転職を経験していますが、3回ともリクルートエージェントを利用してきました。

すごく良いサービスなのですが、上手に活用するにはコツが必要だとわかったので、詳しくご説明していきます。

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リクルートエージェントの特徴

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、求人サイトで有名なリクナビと同じ、リクルートが運営している人材紹介会社です。

転職支援に関しては40年以上実績があり、転職サービスでは最大手となります。

求人数も多く、一般には公開されていない非公開求人を20万件以上保有しており、今まで45万人以上の支援実績があります。(2020年5月時点)

リクルートエージェントのおすすめポイント

リクルートエージェントの最も良い点は、紹介求人数がとても多いこと。

紹介される求人が多ければ、気になる求人を見つけるチャンスも増えますし、数社比較しながら転職活動をすることもできます。

なぜ求人数が多いのかというと、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者からおすすめの求人が送られてくるのはもちろん、システムで条件に合った求人がどんどん送られてくるからです。

毎日新しい求人が送られてくるので、全部チェックするのは結構大変かもしれません。

しかし、送られて来た求人に対して応募するか判断するだけなので、忙しい中で転職活動を行う人にはピッタリです。

仕事をしながらの転職は時間を取るのが結構大変ですが、効率的に転職活動を進めることができます。

さらに、紹介求人だけでなく非公開求人を自分で検索できる「パーソナルデスクトップ」というシステムもあります。

紹介求人だけでは物足りない人にもピッタリです。

また、40年以上の転職支援実績から、面接対策支援が手厚く、セミナーや模擬面接を無料で受けることができます。

リクルートエージェントの残念ポイント

リクルートエージェントの残念なポイントはキャリアアドバイザーの営業色が強すぎること。

なぜそれが残念なのかと言うと、転職者側のペースで転職を進めにくくなるからです。

そもそも「リクルート」という会社は、営業力の強い会社として有名で、転職者に担当で付くキャリアアドバイザーも営業色の強い人が多い傾向にあります。

「いつまでに何件応募しましょう!」とノルマを課すようにどんどん応募を促し、応募数を増やすことで選考通過率を上げていくスタイルです。

転職が初めての方や、あまり気が強い方ではない場合はキャリアアドバイザーの流れに飲み込まれてしまうかもしれません。

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、「期限までに転職活動を成功させる為に尻を叩く役割の人」というイメージです。

・親身になってじっくり相談を聞いてほしい

・自分の納得のいく転職先が見つかるまで見守ってほしい

といった希望を持っている方には合わない可能性が高いです。

リクルートエージェントを実際に使った感想

リクルートエージェント

リクルートエージェントの人材紹介サービスを実際に利用して感じたことは、

とにかく量重視で、内定を獲得させることにこだわった転職サービス

という印象です。

キャリアアドバイザーの質

残念ポイントでもご紹介したように、キャリアアドバイザーの質はあまり良いとは言えません。

転職者に対するアドバイザーというより、営業というイメージの方が強いからです。

人による所が一番大きいのですが、転職者に寄り添ってくれるイメージはあまりありません。(私は利用した3回ともそうでした)

しかし、人材紹介サービスなんてそんなもの、と思った方が気が楽です。

そもそも転職者は無料で受けられるサービスですし、人材紹介会社も利益を追求しなければなりません。

転職者にどんどん応募させ、内定獲得させることが売り上げに繋がる為、営業のように対応するのも当然です。

どうしても担当のキャリアアドバイザーが合わないこともあります。

そんな場合は担当変更を申し込みできます。

リクルートエージェント:担当のキャリアアドバイザーは変更できますか?

紹介求人の量と質

紹介求人の量はとにかく多いのですが、全てが希望に沿った質の良い求人ではない場合も。

特に最初は「希望条件が1つでも該当していれば紹介してるのでは?」と思う程、希望条件に対する精度が低いことがあります。

応募しなかった理由をフィードバックすることで、だんだん紹介求人が希望に沿ってくるので、面倒くさがらず応募しない理由を伝えることをおすすめします。

また、希望職種が定まっていない場合、求人の多い職種に偏る傾向があります。

私の場合、希望していた人事職で選考が通らず「このまま決まらないようであれば営業職も考えようかな」と言ってしまったところ、大量の営業職案件が紹介されるようになり、人事職の紹介が全く無くなってしまう、ということもありました。

どの人材紹介サービスでもそうですが、転職者自身の希望をはっきり決めることが大事ですね。

リクルートエージェントを上手く活用する方法

リクルートエージェント

リクルートエージェントは紹介求人数が多く良いサービスですが、上手に活用するには3つコツがあります。

①希望条件を決めておく

キャリアアドバイザーは紹介できる求人を少しでも増やす為、転職者の希望条件の範囲を広げようとします。

条件がはっきり定まっていない状態で転職支援を受けると、キャリアアドバイザーの思うままに条件が広がり、結局何がしたいんだっけ?となり兼ねません。

職種が定まっていない場合は就業条件だけでもはっきりさせておくことをおすすめします。

②キャリアアドバイザーの急かしは上手く流す

一番最初の面談の時点で、「○月○日までに20件応募しましょう!」といったノルマが課されます。

数字が定められているとなんとなく焦ってしまいがちですが、達成できなくても全く問題ないので気にしなくて大丈夫です。

怒られることもないですし、転職支援してもらえなくなる。なんてこともありません。

むしろ、数字だけ気にして興味もない企業に応募する方が良くないです。

時間をかけて選考を受けて、結局辞退することになったら時間の無駄ですからね。

しっかり求人内容を見て興味のある企業だけ応募していきましょう。

③求人を沢山紹介してもらって、企業の面接情報をもらうだけのサービス。と割り切る

「転職支援」「キャリアアドバイザー」なんて言葉を聞くと

・転職者の悩みに寄り添って、相談にのってくれるのかな

・自分にピッタリの求人を厳選して紹介してくれるのかな

とイメージしてしまいがちですね。

あまり期待を大きくしてしまうと、ビジネス的なやり取りにがっかりしてしまうはずです。

最初から、

・大量の求人を紹介してくれる所

・面接の際には適切な情報をくれる所

ととだけ考えて、割り切ってサービスを利用するのがおすすめです。

リクルートエージェントについてのまとめ

リクルートエージェントについて、実際利用した感想と上手に活用する方法についてご紹介しました。

キャリアアドバイザーがちょっと残念。という記載もしましたが、大量に紹介してもらえる求人は魅力的なので、是非登録してみることをおすすめします。

実際利用してみて、やっぱり自分と合わないなーと感じたら退会すれば良いだけです。

他にも人材紹介サービスはありますし、人材紹介サービスは使わず求人サイトで転職する方法もあります。

色々試してみて、自分に合った転職方法を見つけていけると良いですね!