洗濯用洗剤でプッシュ式のボトルが発売されている「アタックゼロ」と「ナノックス」。
「実際どっちが使いやすいの?」
「軽量式より楽になるの?」
と気になりませんか?
アタックゼロとナノックスのプッシュ式ボトルを両方使いきったので、どちらのプッシュボトルが使いやすかったか詳しくご紹介していきます。
とにかく手間や時間をかけずに家事を終わらせたい私としては、「アタックゼロ」のプッシュボトルが断然使いやすくておすすめ!でした。
それでは詳しくご紹介していきます。
プッシュボトルの使いやすさ比較
早速、プッシュボトルの使いやすさについてアタックゼロとナノックスを比較していきます。
「プッシュのしやすさ」「プッシュ回数」「狙った場所への投入しやすさ」「詰め替えやすさ」の4つの項目で、それぞれどちらが上か比べてみました。
1.プッシュのしやすさ
プッシュボトルを使うときに一番重要なプッシュのしやすさ。
どちらも1本分使ってみた結果「アタックゼロ」の方がプッシュしやすかったです。
アタックゼロはハンドルをしっかり掴んで親指でプッシュ。力が入りやすく、少ない力でも簡単にプッシュできますよ。
一方ナノックスは割と太めのボトルを掴みながら人差し指でプッシュ。
ボトルを掴みながらプッシュするのは意外と力が必要。しかもプッシュ部分は硬めです。
適正な量を投入するために、奥まで押し込まなければいけないそうですが、結構大変でした。
2.プッシュ回数
プッシュボトルは軽量する代わりに、プッシュ回数で洗剤の量を変えられます。
プッシュ回数が少なくて良いのは「アタックゼロ」でした。
アタックゼロ | ナノックス | |
65L | 5プッシュ | 8プッシュ |
55L | 4プッシュ | 6プッシュ |
45L | 3プッシュ | 5プッシュ |
30L | 2プッシュ | 3プッシュ |
アタックゼロは1プッシュ約5g、ナノックスは1プッシュ約3g出ます。
出る量が少ない分回数が増えるため、45リットルの洗濯物だとアタックゼロは3プッシュ、ナノックスは5プッシュも必要。
ナノックスの場合はプッシュに力も必要なので、結構な重労働です。
3.投入口への入れやすさ
洗濯機に投入口が付いている場合は、結構狭い範囲に洗剤を入れる必要がありますよね。
狭い投入口に洗剤を入れやすかったのは「アタックゼロ」でした。
アタックゼロは洗剤の出る位置を動かさずプッシュできるため、1回位置を決めてしまえば確実に投入できます。
勢いよくプッシュしてしまうと洗剤が飛び散ってしまうこともありますが、ゆっくりプッシュすればちゃんと投入できますよ!
一方ナノックスはプッシュするときに洗剤が出る部分も一緒に動く仕組み。
大幅に動くわけではないので、こぼれてしまうことはありませんでした。
プッシュ部分が硬く、自然とゆっくり投入することになるので、丁寧に入れやすいです。
ただ、洗剤が出る部分が動いてしまう点で、少し不安な感じがありました。
4.詰め替えやすさ
大容量のボトルに比べると、割と頻繁に詰め替えが必要になるプッシュボトル。
どちらもノズルキャップが自立するため、詰め替えはかなりしやすいです!
また、どちらも容量は400gで入る量は同じでした。
比較してみると、若干「ナノックス」の方が入れやすい印象。
ナノックスは透明ボトルで液体がどこまで入ったか見えやすいのが良いですね。
アタックゼロは全体が白い容器で、一部分だけ透明になっている作り。見えにくいことはないのですが、全体が透明なナノックスの方が見やすいです。
結果:アタックゼロのワンハンドプッシュが断然使いやすい!
各項目でアタックゼロとナノックスをそれぞれ比較してみましたが、総合してみるとアタックゼロが圧倒的に使いやすいと感じました!
やはり軽い力でプッシュでき、投入しやすい部分が秀逸です。
プッシュボトルで悩んだら、アタックゼロを選べば間違いないと思います。
「透明ボトルのデザインが好き!」という方は、ナノックスを選んでみてくださいね。
計量式とプッシュボトル、どっちが便利?
計量式よりもプッシュボトルの方が断然便利です。
いままでずっと計量式を使ってきたので「プッシュボトルってそんなに便利なの?」と疑っていた部分はありました。
でも実際使ってみると、とにかく便利で「もっと早く使えば良かった!」と思います。
計量式からプッシュボトルに変えるか迷っている方もいると思いますので、それぞれのメリットデメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
計量式 | ・種類が豊富 ・大容量タイプは詰め替え頻度が少なくて済む |
・ぼーっとしていると洗剤をこぼす ・両手を使って計量しなければいけない ・軽量に時間がかかる |
プッシュボトル | ・キャップで細かく計らなくて良い ・プッシュ回数だけ数えれば良い ・洗剤をこぼしにくい |
・最初だけ容器代がかかる ・詰め替えの頻度が増える |
まとめてみると、軽量式のデメリットは軽量そのものであるのに対し、プッシュボトルのデメリットは容器代と詰め替え頻度でした。
つまり、便利さだけで比べるとプッシュボトルが断然便利ということです。
プッシュボトルのデメリットである最初の容器代ですが、ネットやドラックストアで300円代~500円代で購入可能。
近所のドラックストアとAmazon価格を調べたところ、Amazonが最も安く購入できました。(※2020年12月14日時点)
アタックゼロ | ナノックス | |
参考価格 | 548円(税込) | 548円(税込) |
近所のドラックストア特価価格 | 359円(税込) | 359円(税込) |
Amazon | 330円(税込) | 321円(税込) |
300円代であれば、最初の容器代としても許容範囲かな~と思います。
もう1つのデメリット、詰め替えの頻度についても、実際プッシュボトルを使ってみるとそれほど気になりません。
計量式の大容量タイプからプッシュボトルに乗り換えて半年程経ちますが、「詰め替え回数増えたなぁ」と感じることも特にありませんでしたよ!
洗濯は毎日のことですから、軽量もなく簡単に洗剤を入れられるのは本当に嬉しいです。
別の洗剤をプッシュボトルに詰め替えて使える?
プッシュボトルに別の洗剤を詰め替えて使うことも可能です。(メーカー推奨はしていないので、自己責任です!)
私は、アタックゼロの容器に「ナノックスの洗剤」「おしゃれ着洗剤」「酸素系漂白剤」「柔軟剤」を詰め替えて使っています。
アタックゼロ・ナノックス共に、プッシュボトルの容量は400g。
一般的な洗剤・柔軟剤・酸素系漂白剤の詰め替え用は450~480gと若干多く、そのまま入れると溢れます。
洗剤・柔軟剤はキャップ付きの大容量詰め替えタイプであれば量を調整できるため、おすすめです!
アタックゼロのワンハンドプッシュボトルに別の洗剤を詰め替える
アタックゼロ以外の「洗濯用洗剤」もアタックゼロと同じように粘度があるため、全く問題なく使えています。
「酸素系漂白剤」「柔軟剤」を詰め替えるときには少し注意が必要。
洗濯洗剤より粘度が少なくシャバシャバしていて、勢いよくプッシュすると飛び散りやすいです。
【酸素系漂白剤を詰め替えた場合↓】
特に「柔軟剤」は洗剤が出る部分に液が残りやすく、固まって詰まってしまうことも。
詰まったままプッシュすると、柔軟剤が別の方向に飛び散ります。
【柔軟剤を詰め替えて、出口が詰まってしまった場合↓】
毎回使った後に柔軟剤の出口を拭うと予防できるので、試してみてくださいね!
また、プッシュ回数は洗剤毎に異なります。
1プッシュ5gで何回プッシュが必要か計算すればOKです。
ナノックスのプッシュボトルボトルに別の洗剤を詰め替える
ナノックスも同様に、洗剤を別のものに詰め替えて使うことが可能です。
粘度の低い「柔軟剤」と「酸素系漂白剤」を詰め替えて使ってみました!
プッシュ部分が硬いため、洗剤をゆっくり丁寧に投入口に入れやすいです。やはり、奥まで押し込むには結構な力が必要になります。
「洗濯洗剤」「柔軟剤」「酸素系漂白剤」を全部入れる場合、計10回以上プッシュが必要。
結構疲れるので、ナノックスの詰め替えはあまりおすすめはしません。
まとめ
「アタックゼロ」と「ナノックス」のプッシュボトルを比較して、どちらが使いやすいかご紹介しました。
結果としてはアタックゼロが圧倒的に使いやすく、軽量タイプと比べてもより時短で簡単になりました。
私は、アタックゼロのプッシュボトルが使いやす過ぎて、洗濯関連の洗剤を全て詰め替えました。とにかく楽で本当におすすめ!
ただ残念なのが、アタックゼロの洗剤自体は合わなかったこと。
一般的な使い方をしていると思うんですが、部屋干し臭とカビが発生してしまうので、今後もプッシュボトルの容器だけ愛用していきます。
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プッシュボトルの容器だけで売ってくれたらすごく嬉しいんですけどね。笑
朝の寝ぼけた状態で、計量カップにうまく洗剤を入れられずこぼすことが無くなったのはプッシュボトルのおかげ!
洗濯でのイライラをちょっとでも少なくしたい方におすすめです!